有限会社 さくら 合原 様
お世話になっています。
こもれび 4型を組立てましたMです。今回は失敗談として今後の参考にしていただきたく、組立て過程の感情と認識の動きなど交えまして状況報告いたします(組立期間 2013.7.10PM~7.13AM)。
1.ルーフィングシートの貼り忘れ
気温35℃の炎天下の1人作業が続いていました。強固な基礎ブロック埋設と水準出しで結構疲労していたんでしょう。組立解説書 こもれび4型 No.1から 1,2,3・・・の番号を頼りに作業を進めていきました。20まで来て、ここでコーキングねOK。21は何も書いていない、とばし。空色のものはないし、他の型の屋根の色は空色なんだろーな、と思ったんですね、後で考えると。
21に「<ルーフィングシートを貼る>防水目的です、シートの色は黒もあります」と記載してもらっていれば見逃さなかったと思うんですが。22の下の図に「ルーフィングシートが貼り終えた状態」などの文字は、屋根材のパズルのような貼り方を理解しようとしているとき、読まないですから、あわて者ですし。巧妙な配列をする屋根材は、言わば瓦の代わりと思い込み防水はこれで行くのだなと勝手に思い込んでました。
2.釘の使い間違い
屋根材をはがしてルーフィングシートを乗せ終わり、やれやれ、これを釘で止めるのね。バールで抜いたいっぱいの釘をバチバチ打ち込んでいきました。屋根材を再度貼り、棟用屋根材に移ったとき、釘が足りないんじゃ、ときました。棟材はなんか多すぎるなー、少し減らして釘が足りるようにしよう、でOKとしました。日も翳ってきてルーフィングシートのところを読んでいると、くぎの種類が2つあるようだ。見ると小さい釘かいっぱい残っているではないですか。これを使うんだったか、しょーがないね。
3.コーチボルト
海のそばで風がもろに当たる立地だったため、L材とアンカーボルト・コーチボルトを太いものに変更しました(M10)。基礎ボルトのコンクリート埋め込みは仮組みして完璧でした。
ただ、小屋側コーチボルトの打ち込みには、当初から「そのまま打つと側板が割れるだろうな」の不安が。標準より大きくしましたし。
常識では当然事前に板材にキリ穴を開けておくべきだろうなと思ったのですが、電気がまだ来ていない。手動キリでくじって案内してどうだろうと、打ち込んでいったら見事「パキ」と割れてくれました。汎用ピックを買いに走り、
強力手動で側版をくじり明けパキは2枚ですみました。
思い込みが強くて短気な年寄りがやるとこうなることもあるという反省です。基礎掘りから炎天下3日間の苦闘(?)でしたが今後の参考のひとつになりましたでしょうか。
水廻り未だですが厠完成です。サポート等ありがとうございました。 M
・・・・・・・お写真ありがとうございました・・・・・・
早速のお写真ありがとうございました。
国的に猛暑が続く中での作業、また資料と現物とが合わないための勘違いにより作業のやり直し等で大変だったとお察しいたします。組立の説明書に言葉足りずのところがあり、大変ご迷惑をおかけしました事、心よりお詫び申し上げます。至急資料の訂正等をさせていただきます。
大変な事の連続でしたが、とても綺麗に完成されていて安心致しました。床枠のご指示寸法の穴あけ等もこのような使い方の為だったのですね。(小さいタイプはトイレに使われる方結構いらっしゃいます)基礎からアンカーまでどれもとても丁寧にされているのには驚きました。今後メンテナンスもございますが、小まめなメンテナンスで末永くご愛用くださいませ。
このたびは貴重なご意見ご感想をいただきまして誠にありがとうございました。 合原
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